人気ブログランキング | 話題のタグを見る

核廃絶後の恐ろしい世界観

西部邁先生の遺作となった保守の真髄をようやく読了した。
殆ど理解不能でありましたが、西部先生の言葉を拾う楽しさがありました。
そして今年、先生が自殺ということでご自身の生涯を閉じられましたが、自殺をほのめかす文言もあり、ずっと考えておられたんだなぁ~と思ってしまいました。


その本の中の抜粋です。

ある意味では核廃絶が実現した瞬間がもっと恐ろしいのだ。なぜといって、その知識を利用、悪用することによって世界の覇権を掌握しようとする人間や国家が出てこないという保証がまったくないからである。

抜粋終わり

核廃絶におけるマイナスの部分を性悪説的に考えると前述のような考え方もできるということが衝撃的でした。
なるほどなぁと思うと同時に、これが西部邁の世界であり、それが知ったり感じたりできることが楽しい。
凄い先生を無くしてしまったと改めて思う。


尾崎豊 僕が僕であるために

by shimo19670717 | 2018-04-25 22:01 | 日記 | Comments(0)
<< 老眼鏡 尾崎豊の命日 >>