イチロー引退。
ついにこの日がやってきた。
イチローが積み上げてきた奇跡的な数字、
イチローが積み上げてきた伝説的なプレー、
イチローが積み上げてきた文学的なコメント。
投げて、打って、走って、その全ての動きに華麗な美を感じさせてもらった。
美しきベースボールの神。
野球道、野球を“道”の領域に自らの手で神化させたのはイチローの子供の頃からの毎日の積み重ね。
イチローを見出し、育てた鬼籍に入られた仰木監督が生きていらしたならば、今夜のイチローにどんな言葉を投げかけられたのだろうか?
プレーもさることながら、イチローの全てが奇跡的とも感じられる程に美しい。
そして必ずや訪れる引退。
その退き際も私は美を感じさせて頂いた。
他者に引導を渡され、退き際を自ら決断出来ない人もいる。
残念ながらそこには、美は存在しえない。
イチロー!
美しすぎる野球選手。
お見事でした。
次はどんなイチローを見せてもらえるのかしら?
引退後までも期待してしまうプレーヤーは、神になぞらえるイチローだけだ。
ありがとうございました。
イチロー!