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社会実験中の功罪に対処すること

今日何度か地元の今町商店街を通った。
商店街とはいえども実際にお店を営業しておられる店舗数は如何ほどか…。

そういえば数年前にこの商店街を一方通行にして、アスファルト舗装を礎石の路面にして且つ、歩道の幅を広くしたりする計画が持ち上がった。

私はその計画には否定的な考えを持っていた。
何故ならば、一方通行になるということが私にとっては不便になるからだ。
この私の個人的な理由から反対した。

見附市がこの計画に対して地元説明会を行った。
その説明会に私は参加していた。
反対意見が多かったが、見附市はその計画を実施したいという想いも良く解った。
そこで、商店街のある店主が「実際に一方通行が良いか悪いかは誰もが分らない。だったら、1週間程度一方通行にする社会実験を行ったらどうかと発言したら、当時の副市長(元副市長)がそれを受け入れて下さった。
そして一歩通行の社会実験が始まった。
その後、その社会実験を受けて、計画は中止となり、いまに至る。

私、本当に良い提案を商店街の店主の方がして下さったと思う。
あの提案が無ければ、実際に一歩通行になっていたのかもしれない。

社会実験の良さ・意義をその時以来感じている。

そもそも社会実験。
やってみて色々なことがわかる。
その為の実験だ。

しかしながら、社会実験という錦の御旗を行政からもらったわけではない。
思いもよらない弊害が発生し、その影響により生活に明らかに悪影響を及ぼしている場合には、実験中とはいえども是正していかねばならないはず。

その社会実験に賛同した公人は特にその悪影響に対して敏感に反応して、対応を行う必要があるはずだ。
そんなことはなかろうが、公人がその悪影響に対して己の考えをもって改善対策を講じない場合、
或いは最も最悪なことは、公人がその悪影響を知らぬ存ぜぬで見て見ぬふりをした場合。
これを日本語で表現するならば『卑怯者』だ!
まさしく三原参議院議員ではないが『恥を知りなさい』だ。
自分の都合が良い時にはさもさも「私頑張りましたよ!どうですか皆さん、私は凄いでしょう!」というような自己の評価を上げる為のPRをしている公人などはいないとは思うが…。


恥知らずの公人が“のうのう”と非売品のバッチを着けているとは思わないが、
社会実験とはそういうもんだと思うに至る。


by shimo19670717 | 2020-09-23 18:23 | 日記 | Comments(0)
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