東日本大震災から10年目の今日。
10年前の今夜はどこで何をしていたのか?
私は。
他人には言えないことをしていた。
そう言うしかない。
おっ家内の実家が震度7の揺れを受けており、電話も繋がらない。
そんな状況の中で私がおっ家内にその時に言い放った言葉はこれだった。
「宮城の家が震度7で倒壊していたら、俺は大工を辞める。絶対に大丈夫らいや!」
後日、築数年の平家のおっ家内の実家は、壁に少しばかりのヒビが入っただけ程度の被害だった。建物の被害としては。
でも、私は非情な男の烙印が押された。
押したのはおっ家内。
ここまで書いても、
どこで何をしていたのかは書かない。
もちろん、おっ家内はきちんと知っていることだ。
この震災によって沢山の方々がお亡くなりになり、沢山の方々の人生が変わることになってしまった。
そんな皆様の犠牲から未来へつながる学びも得た。
御霊、そして被災された皆様に想いを寄せることも大切だ。
同時に起きたこと・体験したことを未来に活かしながら、震災を風化させない決意も大切だ。
改めて。
合掌